第三回：覇権を握るのは、ブログか掲示板かソーシャルネットか。
第三回：覇権を握るのは、ブログか掲示板かソーシャルネットか。
この記事のシリーズ、長文だし思った事をダラダラ書いてるだけなんで、トピックが気にならない人にはちょっとお勧めしないんで、覚悟をどうぞ。
それでも掲示板の価値は変わらない。
無法地帯の掲示板群が、例えどれだけ大きくても、無くなった所で掲示板自体の価値が変わる訳じゃない。利用方法はいくらでもあるし、実際にあらゆる場所であらゆるルールの中で利用されているから、掲示板より何か新しい交流方法が確立されたって、掲示板自体が消えていく事はちょっと想像も出来ない。今もメーリングリストが細々と生きてるように、残されていくんじゃないかと思うし。ただ一つの巨大な匿名掲示板群が無くなるだけで、電子掲示板っていうものの価値自体に影響するもんじゃないって思う。
匿名って言うのは、ネットの中にはほぼ存在しないって言うのが事実だろうけど、とりあえず匿名。万引きして逃げた私服の中学生捕まえるよりネットで中傷した人を特定する方が簡単なんだけど、とりあえずネットも匿名性があるから匿名。
（その価値観もあやしいもんだけど）
まぁどのみち匿名なら何を書いても許されると思ってる人達は、いなくなんないだろうねぇ。多くの人は自分の発言に責任を持ちたくないんじゃないかって思った事があって、それは匿名掲示板しかり、はてなダイアリーの強制住所登録に逃げ出したりって言う行動。個人情報を政府の公共機関以外のどこかに掴まれるのがヤなのか、何か誰かに不都合な事を書いたときの自分の保身を考えてるのかわかんないけど。どの道、所詮その程度なのかもしんない。書込みしかり、日記しかり、文章としての創作しかり。少しのリスクも背負ってまでやりたくないって言う、なんていうか世に出す創作の世界では考えらんないくらい甘えてる姿勢なんだけど、それがまかり通るのがこの世界。持たなくていい責任なんだから持ちたくないって言う。
まぁ、、会員登録させといて裏で住所録売ってる業者が現実にあるんだから疑心暗鬼にもなるだろうけど。
って言うか多少はなってる方がいい気がするけど。
そろそろこのへんで、一つ一つぽこぽこなりに分解して行こうと思う。
掲示板
ローカルな場所、個人HPには今や当たり前に設置されてる電子掲示板システム。そのほとんどはユーザー登録を必要とせず、固有のHN（ハンドルネーム）によって識別される。管理側からは投稿者が契約するISP（プロバイダ）の確認は可能。問題があれば、HP管理人からISPを通じて問題提起する事は出来る。代理サーバー（プロキシサーバー）経由の書込でも同じ。（刑事事件になればネットカフェでも個人特定は出来る）
掲示板の良いところって何だろうって考えた時に、やっぱりどこにでもあって登録ナシで簡単に発言出来たり、リアルタイムでレスポンスを返す必要がないからチャットなんかと違ってゆっくり考えてから投稿出来るから、トラブルが防ぎやすいし密度の濃い対話も作れる（メーリングリストも同じだけど）。逆に、チャット化してるくらいに超動的な掲示板はそれのメリットは薄いけど。
大きい場所になれば、話題毎にカテゴライズされてて、興味ごとに割り振る形で訪問者は細分化されてく。ただ、管理って言う管理ではなくて、最低限のルールの下に好きに使ってクダサイネ的な場所がほとんどで、「掲示板荒らし」なんてなんかこっけいな事が普通に起こったりしてる。宣伝で埋め尽くされたりってのも含めて。設置が簡単な代償がこのへんにあるなぁって思う。
パスワード付きや会員登録制にしたら、それこそ超ローカルで匿名な集まりとかになるから、これじゃコミュニティーと呼べる規模にはなんない。いや、まぁコミュニティーはコミュニティーなんだろうけど、掲示板として失うメリットもやっぱ出てくるよね。気軽にどころか入る段階で壁がある訳だし。壁超えてもあるのはただの掲示板だし。情報がオープンになってない所とか、もうメーリングリストとあまり変わらない気もするんだけど。
もし、web上にある掲示板のほとんどをカテゴリに分けて細分化して、一つのポータルコンテンツに出来たなら、それはまた今と違った世界に広がってたのかもしんない。レンタルがほとんどで自由度なくて、自分で設置にしてもcgiいぢるのに知識が要ったりって言うのが、そうはさせてくれなかった理由なんだろうけど。blogのシステムとRSSが勢い出てきたのはこの辺なのかもねぇ。好きな話題探す→HP→掲示板、って言うのがダイレクトに掲示板に行けて、それぞれダイレクトに交流持てたらどうなってたかなぁとか思う。
どうでもいいけど長いね。続きはまたにしよ。
次はブログを交えてちょっと考えてみる。
関連ブログ：
第一回：覇権を握るのは、ブログか掲示板かソーシャルネットか。
第二回：覇権を握るのは、ブログか掲示板かソーシャルネットか。
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この記事のシリーズ、長文だし思った事をダラダラ書いてるだけなんで、トピックが気にならない人にはちょっとお勧めしないんで、覚悟をどうぞ。
それでも掲示板の価値は変わらない。
無法地帯の掲示板群が、例えどれだけ大きくても、無くなった所で掲示板自体の価値が変わる訳じゃない。利用方法はいくらでもあるし、実際にあらゆる場所であらゆるルールの中で利用されているから、掲示板より何か新しい交流方法が確立されたって、掲示板自体が消えていく事はちょっと想像も出来ない。今もメーリングリストが細々と生きてるように、残されていくんじゃないかと思うし。ただ一つの巨大な匿名掲示板群が無くなるだけで、電子掲示板っていうものの価値自体に影響するもんじゃないって思う。
匿名って言うのは、ネットの中にはほぼ存在しないって言うのが事実だろうけど、とりあえず匿名。万引きして逃げた私服の中学生捕まえるよりネットで中傷した人を特定する方が簡単なんだけど、とりあえずネットも匿名性があるから匿名。
（その価値観もあやしいもんだけど）
まぁどのみち匿名なら何を書いても許されると思ってる人達は、いなくなんないだろうねぇ。多くの人は自分の発言に責任を持ちたくないんじゃないかって思った事があって、それは匿名掲示板しかり、はてなダイアリーの強制住所登録に逃げ出したりって言う行動。個人情報を政府の公共機関以外のどこかに掴まれるのがヤなのか、何か誰かに不都合な事を書いたときの自分の保身を考えてるのかわかんないけど。どの道、所詮その程度なのかもしんない。書込みしかり、日記しかり、文章としての創作しかり。少しのリスクも背負ってまでやりたくないって言う、なんていうか世に出す創作の世界では考えらんないくらい甘えてる姿勢なんだけど、それがまかり通るのがこの世界。持たなくていい責任なんだから持ちたくないって言う。
まぁ、、会員登録させといて裏で住所録売ってる業者が現実にあるんだから疑心暗鬼にもなるだろうけど。
って言うか多少はなってる方がいい気がするけど。
そろそろこのへんで、一つ一つぽこぽこなりに分解して行こうと思う。
掲示板
ローカルな場所、個人HPには今や当たり前に設置されてる電子掲示板システム。そのほとんどはユーザー登録を必要とせず、固有のHN（ハンドルネーム）によって識別される。管理側からは投稿者が契約するISP（プロバイダ）の確認は可能。問題があれば、HP管理人からISPを通じて問題提起する事は出来る。代理サーバー（プロキシサーバー）経由の書込でも同じ。（刑事事件になればネットカフェでも個人特定は出来る）
掲示板の良いところって何だろうって考えた時に、やっぱりどこにでもあって登録ナシで簡単に発言出来たり、リアルタイムでレスポンスを返す必要がないからチャットなんかと違ってゆっくり考えてから投稿出来るから、トラブルが防ぎやすいし密度の濃い対話も作れる（メーリングリストも同じだけど）。逆に、チャット化してるくらいに超動的な掲示板はそれのメリットは薄いけど。
大きい場所になれば、話題毎にカテゴライズされてて、興味ごとに割り振る形で訪問者は細分化されてく。ただ、管理って言う管理ではなくて、最低限のルールの下に好きに使ってクダサイネ的な場所がほとんどで、「掲示板荒らし」なんてなんかこっけいな事が普通に起こったりしてる。宣伝で埋め尽くされたりってのも含めて。設置が簡単な代償がこのへんにあるなぁって思う。
パスワード付きや会員登録制にしたら、それこそ超ローカルで匿名な集まりとかになるから、これじゃコミュニティーと呼べる規模にはなんない。いや、まぁコミュニティーはコミュニティーなんだろうけど、掲示板として失うメリットもやっぱ出てくるよね。気軽にどころか入る段階で壁がある訳だし。壁超えてもあるのはただの掲示板だし。情報がオープンになってない所とか、もうメーリングリストとあまり変わらない気もするんだけど。
もし、web上にある掲示板のほとんどをカテゴリに分けて細分化して、一つのポータルコンテンツに出来たなら、それはまた今と違った世界に広がってたのかもしんない。レンタルがほとんどで自由度なくて、自分で設置にしてもcgiいぢるのに知識が要ったりって言うのが、そうはさせてくれなかった理由なんだろうけど。blogのシステムとRSSが勢い出てきたのはこの辺なのかもねぇ。好きな話題探す→HP→掲示板、って言うのがダイレクトに掲示板に行けて、それぞれダイレクトに交流持てたらどうなってたかなぁとか思う。
どうでもいいけど長いね。続きはまたにしよ。
次はブログを交えてちょっと考えてみる。
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第一回：覇権を握るのは、ブログか掲示板かソーシャルネットか。
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